第一章

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ホテルへ着いても、私と美貴はお酒をのみ、高橋さんの話をしていた。 「高橋さん、超いい人だよね~。」 「でも、女癖悪いよ。結婚してるしさ。いい人だし、楽しいけどさ~。」 私と、美貴は、おしゃべりをしながら、お酒を飲む。 『でも、楽しかったな……。高橋さんに、明日もまた会える。また面白い1日になるんだろうなぁ……』 「そろそろ寝よっか。」 「明日は、5時半起きだよ。寝るか。」 先に寝ている新人を横目に、私と美貴は、眠りにつく。 『明日も、楽しい1日でありますよーに!』 外は、雪が降って寒そうだった…。 そして、チラチラ舞う雪は、まるで天使が私の心に何かを告げるかのように、心に染み渡った。 どうか、この心に積もった雪が、優しくゆっくり溶けますように………。
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