-海弛-

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                   『何でだよ!!嫌だ!!嫌だよ、美奈穂!!』                    俺は狂った様に叫ぶ。                    恥ずかしいとかそんな感情、なかった。                    ただ美奈穂と別れたくないという思いと、美奈穂への愛で体が支配されてた。                    『俺の何がいけないっ!!?顔か!?性格か!?』                    美奈穂は狂い始めた俺をビクビクしながら見ている。                    『それともあれか!!?今日メールしてた奴が好きなのか!!?』                    イライラは最高潮。                    外になんか余裕で聞こえるおがり声。                    もう、とまらなー…                                       《バシッ!!》                    『ーっ』                    美奈穂が俺の顔にシックな感じの箱を当ててきた。                    美奈穂「…ー最低!!」                                       今まで見たことのない泣きそうな顔を見せて、美奈穂は俺の家を出ていった。                                       『み…なほ…?』                    美奈穂が、イナクナル?                    『あ……っ』                    『あぁああぁぁぁあ!!!!』                    嫌。                    嫌だ。                    美奈穂、嫌だよ!!                    《…カサッ》                    『あ……?』                    
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