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俺の手の下には、クリーム色のメッセージカードがあった。
それを開くと、そこには美奈穂の字でこう綴られていた。
“18歳の誕生日、おめでとっ★
これからも、ワガママな美奈穂を
よろしくねーっ★
PS.海弛大好きだよっ★”
涙が、滲んだ。
美奈穂はせっかく俺の誕生日を祝おうとしてくれてたのに…。
それなのに俺は、あんな話で怒って…。
『美奈穂…』
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