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まこ君を好きな女の子の家にまこ君をしばらく泊まらせるなんて、不安がない訳じゃなかった。
だけどそれ以上に、まこ君が橋の下での生活で何かトラブルに巻き込まれたり、毎夜寒さに震えている事を思えば、私はまこ君にちゃんと暖かい布団で眠ってほしかった。
まこ君は『そんな事ゆっりんに悪くて出来ない』と言ったが、私は『まこ君を信じているから大丈夫』と言い、まこ君をなんとか説得して、翌日からまこ君はその子の家に居候させてもらう事になった。
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