愚かな女。

お金の使い道

私はまこ君と会うたびに幸せな気持ちになれた。

だけど…。

それと同時に、不幸な気持ちにもなる。

今日、まこ君はちゃんとご飯を食べれてるのだろうか？

体が少し弱いまこ君は、今日は元気なんだろうか？

今日は休まずにバイトに行ったのだろうか？

私は、常に不安でいっぱいになった。

家でテレビを見ていても、友達と短大でおしゃべりをしている時も、授業中も、頭にあるのはまこ君への不安な思いだった。