二番目の女

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その日から、私の二番目の女としての毎日が始まった。 まこ君の時と同じ事をしている学習能力のないバカ女。   料理長は秋山さんとの同棲生活があまりうまくいってないようで、喧嘩をして家に帰りたくない時などは私を呼び出し、ホテルで私を抱いた。 今振り返ってみれば、なんて都合のいいバカな女なんだろうって思う。 でも、当時の私は料理長を失いたくない思いが強くて、少しでも一緒にいれる事が幸せだった。
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