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1週間後、料理長は広島へ帰って来た。
やっと会えるのが嬉しくて、私はかなりはしゃいでいた。
次の日、私と料理長はバイトが終わると一緒に食事へ行った。
この日は料理長の方から「話しがある」と誘ってくれて、一体何の話しなのかとても気になった。
ついに、秋山さんと別れてくれたのかな?
そんな思いが頭をよぎった。
そして、料理長の口から出た言葉は…
料「秋山と別れたから」
本当に!?
やっと別れてくれたんだね!
やっと私だけの料理長になってくれるんだね!?
二番目の女として、たくさん辛い思いをした。
クリスマスも一緒に出来なかった。
初詣も一緒に行けなかった。
料理長の隣には、いつも秋山さんがいたから。
だけど、もう我慢しなくていんだよね?
私だけの料理長なんだよね?
私は嬉しくて嬉しくて。
だけどね、その直後に私は地獄へと突き落とされる…
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