誕生日

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その翌日も、料理長は無断欠勤をした。 さすがにサブ料理長も発注の事や仕込みの事で困ったみたいで、心配し始めた。 休憩時間になるとサブ料理長に「今から料理長の家に様子見に行ってみようと思うんだけど、ゆっりんも一緒に行かない?」と言われたので、もちろん私は一緒に行く事にした。 サブ料理長と料理長の家に着き、チャイムを鳴らしてみたら彼は出て来た。 かなりしんどそうで、熱がまだ下がらないと言った。 私は彼に言った。 ゆ「なんで店に電話せんのん?休むなら電話くらいいれてよ、キッチンも困るでしょ。それに携帯の電源ずっと入ってないけどなんで?」 料「仕事の事で業者から電話たくさんかかって来るから、うるさくて寝れんし電源切った。とにかく…しんどいからもう帰ってくれない?」 そう言われたので、私とサブ料理長はすぐに帰った。
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