誕生日

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現実を突きつけられた。 ずっと連絡も取れなくて私が心配していた間、料理長は純子さんにご飯を作ってもらったり、洗濯をしてもらったり、身の回りの世話をしてもらってたんだね。 そりゃ本命の彼女だもん、当たり前か。 頭では分かっていた事だけど、やっぱりそれを目の当たりにすると辛いな。 私の存在って意味のないものだな… あ、そう言えば最近モミーから連絡ないな。 でも、そんなのどうでもいいや… 私は、何もかもがめんどくさくなった。 モミーともこのまま自然消滅してしまえばいい。 料理長とも、もう終わりにしよう。 もう、何も考えたくなかった。
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