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翌日、料理長は久しぶりに出勤して来た。
私は「純子さんが来てくれてたらしいじゃん。彼女が看病してくれて良かったね!そりゃ携帯も繋がらんわ」と嫌味たっぷりに言った。
すると「だから何?」と言う言葉が返って来た。
何それ…
だから何?って…
売り言葉に買い言葉。
だけど、私はひどく傷ついた。
悔しくて涙が出た。
もうこんな思いするのは嫌。
私ばっかりが辛いじゃん…
仕事が終わると、私はメモ帳の紙に「ムカツク!!」とだけ書き、料理長のロッカーにその紙を忍ばせた。
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