私からの終わり

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昨日まで純子さんが広島に来て看病してくれてたんだもんね。 彼の中には純子さんしかいないんだもんね。 私が怒ろうが、泣こうが、悲しもうが、彼にとってはどーでもいい事なんだもんね。 ハハハ… なんか笑えて来た。 もういいや。 別にもう、分かってもらわなくてもいいや。 私がどんな思いをしていたかなんて、分かってもらわなくたっていいや。
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