103967人が本棚に入れています
本棚に追加
/1338ページ
気付いてみれば、彼からの電話の回数が減っていた。
毎日あった電話が、二日に一回になり3日に一回になり…
私の方からかけても出なくなり、かけ直してくれる事もなかったり。
やっと繋がった電話で、最近電話の回数が減ったね、と言うと、彼は「忙しいから…」と言った。
不安だったけど、疑い始めればきりがない。
また私は、彼の事を信じようと思った。
確かに店の経営立て直しで本店に行っているし、今の彼の立場は責任重大。
忙しいのも分かる。
忙しくて疲れてるのに、毎日電話をするのも悪いかなぁ…
と思い、こっちからはなるべく電話をかけないようにした。
最初のコメントを投稿しよう!