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高瀬「緊張してますね」
圭より少し前を歩きながら、チラッと圭を見軽く微笑み言うと
圭「そ…そりゃ…」
少し顔を赤らめて言うと、再び俯き少しペースを落として歩けば、高瀬も少し遅らせ圭の肩に手を回し
高瀬「大丈夫ですから」
少し強引ながらもズイッと引き言えば、圭は高瀬の表情を伺うように、顔を上げ
圭「あの高瀬さん…///」
恥ずかしそうに言い、服を引っ張り
高瀬「そんな顔…他の人に見せたくないですね…」
引っ張られた腕を見ながら、困った表情で言うと、ピタッと立ち止まり圭の頬に手をソッと添えると、真っ直ぐ圭を見
圭「え…あ…たっ高瀬さん//」
真っ直ぐ向けられた目線から目を離せず、慌てながら言うが何が言いたいか解らず、黙って高瀬と見つめ合っていると
高瀬「ふふふ…本当に圭君は可愛いですね」
我慢しきれず、笑ってしまうと圭の頭を撫で言い
圭「もぉ…」
ふてくされながら言うと、手を振り解き、高瀬の顔を見ながら
圭「…高瀬さんの馬鹿」
ボソッと言うと、聞こえなかったのか高瀬は歩き出し、圭も慌てて高瀬について行き
高瀬「さて着きましたよ、ここからは…2人っきりですね圭君」
立ち止まり、戸を開け意味深に微笑み言うと、圭の腕を掴み強引に部屋に入れ
圭「えっあっちょっ///」
言葉を理解する間もなく、ヨタヨタしながら腕を引かれるままに、歩いて行く先は
圭「っわ////」
腕を強引に引かれ、突き飛ばすかの様に、柔らかい布団へと押し倒されとっさに目を閉じ、ベットに強引に寝かされ
高瀬「こうなる事が判ってて着たんですよね?」
圭の上に跨り、今にも襲わんという表情でニヤッと笑い言い、胸辺りに手をのばし
圭「っあ///…」
ピクッと反応し声が出ると、両手で顔を隠し
高瀬「なに?感じる?」
いつにもない高瀬の表情に、怖くなって圭は目尻に涙を溜め
圭「いゃッ//やめっ…やだ」
怖くなり、慌てて暴れだすと、高瀬は無理矢理手を押さえつけ
高瀬「…どうして?…」
冷たい視線と、冷たい言葉を投げ言うと
圭「やだっこんなの…高瀬さんじゃないっやだっヤダヤダ」
ポロポロと泣き出し、暴れ言うと高瀬はスッと離れ
高瀬「スミマセン…あまりに圭君が危機感とかがなかったんで…」
ベットの端に座り、ため息混じりに言うと、圭は涙を拭いながら、起きあがり
圭「…高瀬さん…好きだから…良いかなって…」
涙ながらに語ると、高瀬は圭の頭を撫で
高瀬「すみません…」
頭を撫で抱きしめると、頬に口付け謝り、再び抱きしめた
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