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圭「高瀬さん…」
聞き慣れた音は北方の車で、不意に高瀬の名を呼ぼうとして、顔を高瀬に向けると
高瀬「…」
黙って車を見続ける高瀬は、少し眉を顰めては顔を歪めた
圭「…たか…ッ…」
辛そうな顔に、不安を覚えたのか高瀬方に向くと、名を呼び高瀬の腕を掴んだ
高瀬「?!え…」
驚き不意に声が出ると振り返り、不安な表情を浮かべながらも必死な圭の顔を見て、我に帰ったのか瞬きをし片手で頭を撫で
高瀬「大丈夫」
圭は自分に対し、心配かけているのだと思い、頭を撫で軽く笑うと
高瀬「大丈夫だから…圭君…少し付き合ってくる…な?」
高瀬の言葉に頷くと、高瀬は軽く頭を撫でニッコリ笑うと、北方に話をしに行き、戻ってくるなり圭に帰ろうと伝え、二人で高速を降りては携帯で連絡をとり、高瀬の自宅に向かった
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