第一章~出逢い~

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気がつくと、そこはただただ見渡す限りの草原が広がっていた。                   俺は、家であのゲームを起動して…………                     何故か猛烈な眠気に襲われて…………             (夢でも見てるのか?俺は……) 自分の姿を見ると、ゲームを始めた時に着ていたセーターにジーンズ。家での普段着だった。 (夢に決まってら……) 軽い頭痛に苛まれながら、俺は立ち上がる。                     本当に、見渡す限りの草原に俺は夢であって欲しいと思っていた。 しかし、これが夢ではないと知らせるように背後から近付く何かの気配に俺は気付かないでいた。
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