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魅音「二人とも遅いよー!!」
レナ「わぁ、魅ぃちゃんおはよー!」
魅音「おはよっレナ!圭ちゃんは何年ぶりだっけ?」
圭一「二日だけだよ」
魅音「二日って結構大きいよー?おじさんこの前よりも成長しちゃってさぁ!」
圭一「み、魅音の胸なんて興味ねーよ」
魅音「じゃあ、もんでみる?」
圭一「え?」
魅音「柔らかいよー、お兄さん試してみない?」
圭一「わ、わっ。ち、ちょっと待・・・」
魅音「くすっ。圭ちゃんも、まだまだだな!あははっ」
園崎魅音、これでもクラスのリーダー役だ。
圭一「魅音んんん!バカにしやがって、もみ倒してやるー!!」
魅音「あーっはっは!」
圭一「レナ、どけ!魅音がもまれたがってんだ、期待に答えてやんねーとな!」
レナ「け、圭一くん。私たちまだ子供だから、そういう事しちゃいけないと思うの・・・」
圭一「じゃあ?大人になったらレナはOKなんだな!?」
レナ「大人になったら、いいのかな・・・かな?」
これだけ親しそうにしていても、まだ知り合って1か月もたっていない。
転校生の俺が溶けこめるよう、気を遣ってくれているのがよくわかる。
俺も早く溶け込む努力をしなきゃならない。
少しなれなれしいくらいが、きっとこの場には相応しいのだと思った。
この雛見沢は本当に小さな村だ。
クラスは一つきり、学年も制服も全部バラバラ。
都会じゃとても、ありえない合同教室だ。
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