鬼隠し編「第1話・雛見沢村」

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魅音「二人とも遅いよー!!」 レナ「わぁ、魅ぃちゃんおはよー!」 魅音「おはよっレナ!圭ちゃんは何年ぶりだっけ?」 圭一「二日だけだよ」 魅音「二日って結構大きいよー?おじさんこの前よりも成長しちゃってさぁ!」 圭一「み、魅音の胸なんて興味ねーよ」 魅音「じゃあ、もんでみる?」 圭一「え?」 魅音「柔らかいよー、お兄さん試してみない?」 圭一「わ、わっ。ち、ちょっと待・・・」 魅音「くすっ。圭ちゃんも、まだまだだな!あははっ」 園崎魅音、これでもクラスのリーダー役だ。 圭一「魅音んんん!バカにしやがって、もみ倒してやるー!!」 魅音「あーっはっは!」 圭一「レナ、どけ!魅音がもまれたがってんだ、期待に答えてやんねーとな!」 レナ「け、圭一くん。私たちまだ子供だから、そういう事しちゃいけないと思うの・・・」 圭一「じゃあ?大人になったらレナはOKなんだな!?」 レナ「大人になったら、いいのかな・・・かな?」 これだけ親しそうにしていても、まだ知り合って1か月もたっていない。 転校生の俺が溶けこめるよう、気を遣ってくれているのがよくわかる。 俺も早く溶け込む努力をしなきゃならない。 少しなれなれしいくらいが、きっとこの場には相応しいのだと思った。 この雛見沢は本当に小さな村だ。 クラスは一つきり、学年も制服も全部バラバラ。 都会じゃとても、ありえない合同教室だ。
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