一部~急変~

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食事が終わり、のんびりしていると、玄関を激しく叩く音が聞こえてきた。 せっかくの二人の時間を邪魔され、不機嫌になった。しかし、無視するわけにもいかず、玄関に向かった。 『どちら様ですか?』 物騒な世の中なので、扉を開けずに応対する。 「ロンドン市警察のものだが、レックスノーマンか?」 威圧的な声で問いかけられる。 『そうですが、警察が何の御用でしょうか?』 「君を切り裂きジャック事件の容疑者として逮捕しにきた」
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