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1888年11月15日 霧の都ロンドン。 産業革命で華やかになったロンドン。 同時に貧民層も増えた。 光と闇が同時に、明確に、存在している都市だ。 そんな街の角にある小さな鍛冶屋。 オーナーの名前はレックス・ノーマン。 ロンドンいちの職人と言われている。 彼の作るナイフは装飾品としての評価も高く、尚且つ切れ味も鋭い。 彼の店は銃が浸透し始めた時代でも、生活できる位は稼げていた。
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