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「レックスの鍛冶屋は殺人鍛冶屋
切れ味抜群!!
内臓まで簡単に切り取れます
身を守るために銃の携帯を!!」
事実無根の内容にほころんでいた顔にしわがよった。
「こんな内容気にしちゃだめよ。貴方のナイフに嫉妬してるだけだわ」
『レナ、ありがとう』
表情の変化を感じ取ってくれたのか、すぐにフォローをいれてくれた。
『また、夜にうちにおいでよ。くれぐれも夜道には気をつけてな』
「了解。じゃまたね」
恋人との会話に満足たのか、レナはそう告げると店を出て行った。
『ふぅ』
彼女を見送ると、作業を中断し一つ息を吐いた。
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