一部

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作業に集中していると、時間が経つのが早い。 いつの間にか、あたりは闇に染まっていた。 そろそろ、レナが来る時間だ。 仕事場の片付けをし、レナがくるのを待つ。 片付けが終わった頃、レナが重たそうな荷物を抱え現れた。 「お疲れ様」 レナが、労いの言葉をかけてくれた。 簡単な言葉だったが、その一言が嬉しかかった。 『ありがと。レナも無事に来れたみたいで安心したよ』 『その荷物は?』 「お腹すいてると思ったから、晩御飯の材料買ってきたわ。台所借りるわね」 『ああ。ありがとう。楽しみに待ってるよ』 そう告げると食卓につき、料理が出来るのを待った。
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