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「天音は?」 「お前が寝てる間に帰ったよ」 「そうか」 「にしても、あんなにかわいい子がせっかく隣になったのに、ぜんぜん喋って無かったなお前」 「まぁな」 あの後も俺は、緊張のせいか、全く話をすることができなかった。 「まぁ俺は、女の子が待ってっから行くわ。じゃ~な」 そう言いながら、龍也はさっていった。 「俺も帰るか」 そう言い、人の少なくなった教室を後にする。
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