光る魚～桜の海へ～

きらきらひかる

『…あっはっはは…。そっかぁ…用心深いなぁ…。でも、この時代それっくらいで丁度いいぞ～。えっと…お前、名前は…？』

『安達…安達まりです。』

『おぅ！じゃあ、まり、さっきのアドレスへ空メールを送ってみ。』

『えっ？……あっ、はい。』

安達まりが携帯をいじって……

♪決してつかまえることのできない～♪

え？ミス○ルだよ～

先生は携帯を持った手を上にあげて笑ってみせた。

『なっ？俺の携帯だろ？皆も名前を入れて送ってくれ。…あ、でも家に帰ってからな。学校で携帯の電源は入れてはいけない事になってるからな。』

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