第三話

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しつこく攻撃を続けるワーム。腕で攻撃をそらす矢車。このままじゃらちがあかない。 一か八かで前方に飛び込み、前のワームに抱きつく。 「こうして近づけば四方からの攻撃は無理だな!」 後ろのワーム攻撃を当てるために陣形を崩し矢車の横に回り込む。矢車は目の前のワームに足払いをかけ、腕を伸ばし俺に向かってくるワームに飛びかかった。 「ライダーキック!」 しかし当たったのはさっきまで矢車と組み合っていたワーム。クロックアップで仲間をかばったらしい。 「兄者!?」 「ロミオ……お前と過ごした数ヶ月……悪くなかったぜ……」 爆発するワーム。 「兄者ーッ!!」
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