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「矢車ぁぁぁぁッ!!貴様をぉぉぉぉッ殺すッ!」
「かかってきやがれ!ワーム野郎!」
全身から殺気を噴き出しながら矢車に襲いかかるワーム。全力でそれを迎え撃つ矢車。
しかし両者の拳がぶつかることは無かった。より強力な力を感じお互いの動きが止まる。力の感じる方に目を向ける矢車、視線の先にいたのは髭面の中年男。
いったい何者? 敵か? 味方か?
「な……」
ワームは彼の事を知っているらしい。ガタガタと震えながら後退りしている。この様子から見て……ただ者では無さそうだ。
「ヨ……ヨミ様!?」
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