第四話

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「アハハハーハー!もう終わりですか~Mr.矢車~?」 圧倒的なスピードで向かってくるロプロスに手も足も出ない矢車。 「じゃ~私の最高の一撃で~終わらせてもらいマ~スッ!」 ロプロスは勢いをつけるためか、はるか後方に飛んでいき、姿勢を整える。 「これを待っていたッ!」 矢車の考えはこうだ。高速の攻撃なら当たれば大きなダメージになる。しかしそれは向こうも同じこと、カウンターをぶち込んでやればかなりのダメージを与えられるはず……問題はカウンターが当たるかどうかだが、今までの戦闘から考えると次の攻撃も高速の直線攻撃!一直線にくるんならタイミングさえ合えば決まるッ!……はずだ。 「い~きま~すよ~!」 くるッ! 「ハイパァァァァグッドスピィィィィドッ!」 「クロックアップ!」 やつが動き出すより一瞬速く加速する。 しかし考えはやつも同じらしい。超スピードで突っ込んでくる。 「91の必殺技の一つ!ハイパァァァァ銀色の足ッ!虹色の羽ッ!スッペッシャァァァァァァァァッルッ!」 矢車の蹴りから無数のエネルギー弾が放射状に打ち出される。 「アハハハーハー!ちっとも恐くありまセ~ンッ!」
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