第1章

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リヴは、この街の駅を利用していると思い、ひたすら駅で待ち続けた。 しばらく待っていると、髪の色が派手な女が歩いていた。似顔絵をみると、リヴだった。 彼女に近づく。 「あの、立花早智さんですか?」 「そうだけど、アンタ誰?」 「守山レイといいます。」 「何の用?」 「毎晩、同じ夢みてませんか?自分が男で、召喚術をつかって戦っている夢を。」 「アンタが、あんな変な夢みせてんのか!!」 リヴは、私の胸ぐらを掴んでそう言った。私は、その手を優しく除けた。 「違います。今は説明できませんが、付いてきてもらえますか?」 「はぁ!?何で?」 「付いてきてもらえれば、夢の説明をします。今は、一刻も早く仲間を集めなければ。」 「仲間??」 「今、言えることは、あの夢は、アナタの過去。前世で起きていた事。そして、アナタは私のパートナーだった。」 「前世??パートナー??ちょっと意味わかんないんだけど。」 リヴは混乱していた。 当たり前だ。いきなり知らない人がきて、前世だのパートナーだの言われて理解出来るはずもない。
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