第1章

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様子をみると、今のところ変わった感じはしない。 門番の二人にも、変わった様子もなかった。 「水晶?」 「はい。少し様子をみてました。今のところ特に変わってなさそうです。」 「私の過去の事、教えて。」 「…わかりました。」 私は、リヴに過去のリヴの事を話した。 リヴは元もと人間だ。名前は大倉佑介。初めて私と会った時は怯えていた。私が三つ目で二重人格の妖魔だから。リヴをパートナーにしたきっかけは、リヴの家族が妖魔に殺され、仇を取りたいとその場で妖魔を倒した私に言ってきた。 私は、術を使い佑介を半妖にした。名前もリヴと名付けて。
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