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椿「仕方ありませんね
小夜様なら断る理由もありませんし」
響「仕方なく!?
あなたに決定権はないでしょ!!
それに小夜ならって何よっ」
椿「言葉通りの意味ですが」
響「小夜じゃなかったやらないわけ?」
椿「やるに決まってるでしょう
何を言っているんですか
あなたは」
響「椿が言ったんでしょ!!」
椿「やらないとは一言も言っていませんが?」
響「うるさぁい!!
とにかく、病人なら黙って寝てなさいよね!!」
響が椿をベッドまで引っ張る
椿「…お嬢様」
響「何
文句なら聞かないわよ」
椿「全く…
もう少し常識を理解してください」
響「なっ…
何を言い出すかと思えばまたそんな…」
椿「仮にもあなたは女性なんですよ
異性の部屋にそんな平然とした顔で来て、ベッドまで引っ張っていくなど…」
響「何か問題でもあるわけ?」
椿「…もう少し危機感を持ってもらいたいものですね」
響「椿に?」
椿「私以外にも…」
響「それはつまり、椿が何か企んでるってことね!!」
椿「…付き合ってられませんね
邪魔ですからさっさと出て行ってください」
響「なっ…何その人を馬鹿にしたような態度はっ!!」
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