看病

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椿「事実、馬鹿ですしね」 響「ムカつく…っ!!」 椿「それと、小夜様が明日来るのでしたら、私はそれまでに仕度しなくてはなりません」 響「だから何よ」 椿「ですから、あなたはただ邪魔なだけですので、さっさと寝て頂いてくれた方が、助かります」 響「なっ…あたしはあたしなりに、椿に気を使ってあげてるのにっ!!」 椿「はあ…」 椿が呆れたような顔をする 響「な、何その態度っ!!」 椿「分かりました 起きるのなら勝手に起きててください その代わり、きちんと溜まった仕事を終わらせてもらいます」 響「えぇっ それじゃ意味ないじゃない あたしは椿の看病をするって言ってるのよ」 椿「看病なんていりません 先程よりは少し調子が良くなりましたから」 響「あたしの雑炊のおかげね?」 椿「まあ10割のうちの1割は、そうかもしれませんね」 響「たったの1割!?」 椿「当然です 私がサポートしてあげたというのに、あまり良い味にはなっていませんでしたし」 響「それは、椿があたしの作り方に口出ししたからよ」 椿「あなただけで作ったらどんなことになっていたと思っているんですか」
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