3808人が本棚に入れています
本棚に追加
響「きっと天才的に美味しい雑炊になったはずよ!!
プロも顔負け
あたしは料理に関しては天下一品なんだから!!」
椿「一度、あなた一人で作った雑炊を、食べさせてあげたいですね」
響「ほっぺが落ちるわよ」
椿「はい
別の意味で落ちると思います」
響「何よ、別の意味って」
椿「それにしても…
明日も学校だと言うのに、小夜様を呼ぶつもりですか」
話逸らしたわね
響「悪い?」
椿「まさか行かないつもりではありませんよね?」
響「行かないわよ
行くわけないじゃない
あたしが3日も連続で学校に行くとでも思ったの?」
椿「小夜様も行かない気なのですか?」
響「うーん、どうだろ
行くんじゃないかな」
椿「そうですか
小夜様は、あなたとは違って偉いですね」
響「そーやって小夜だけ贔屓するのね」
椿「贔屓なんてしていません
どちらかというと、あなたを差別しています」
響「何ーっ
自分の主人を差別するの!?」
椿「誰だって、我が主には、立派に育って頂きたいと思いますからね」
響「じゃあどうして差別するのよっ!!」
椿「そっちの方が、自立できるでしょうし」
最初のコメントを投稿しよう!