初めまして

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~次の日~ 執事長「奥様、新しい執事を連れて参りました」 執事長の隣には1人の男が立っている 母「あらそう。 じゃあ響を呼んできてくれる?」 執事長「あっ、丁度来たみたいですよ。」 響と呼ばれた子が丁度部屋から出てきたところだった 母「響、新しい執事が入ったみたいよ」 響「今度はちゃんと完璧な執事なのかしらね」 母「そのはずよ」 執事「初めまして。 氷野椿(ヒノ ツバキ)です」 見た目はかなり美形な奴だった。 響「私は雪雅響(セツガ キョウ)。 よろしく」 執事長「それでは、今日からこの氷野がお嬢様の専属執事となりますので、お願いします」 母「ええ。 期待してるわね、氷野くん」 椿「はい」 母と執事長はそのまま部屋へ戻った 響「じゃあ椿。」 椿「名前で呼ばないでもらえますか?」 響「は?」 椿「馴れ馴れしい人は嫌いです」 響「あなたはあたしの執事なのよ? 抗議は許されないわ」 椿「自己主張です。 それに貴女は仮にもお嬢様なのですから、自分の呼び方はもう少し礼儀正しくしたほうがいいと思いますが」 椿はそう言い、部屋に戻ってしまった。 響「なにあれ!! 本当にきちんとした執事なんでしょうね」
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