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「RUKI!頼む!このままじゃ全滅だ!」
YAZINの言葉にRUKIはそっぽを向いた。
「いいのか?このまま負けっぱなしでも...」
YAZINがRUKIを挑発しるように言った。
そのYAZINの言葉にRUKIが反応した。
「いいだろう...」
RUKIは了承した。
「ありがとう!」
YAZINは礼を言うと、RUKIに手をかざした。
すると、YAZINの手から青龍の紋章が消え、RUKIの額に青龍の紋章が浮き出てきた。
「よし!あとは心に浮かんだ言葉を唱えれば神器が出てくる!俺は先にyuukiを助けに行く!...頼んだぞ」
そうYAZINは言うと手を腰に構え、唱えた。
「獄炎の不死鳥よ...我が手に獄炎の力を宿したまえ...いでよ!不死鳥ボルシャックブレード!」
YAZINの手は炎に包まれた。
その炎は弾け飛び、その中から真紅の太刀が現れた。
「はぁぁぁ!」
YAZINはマントの男に向かっていった。
一人残されたRUKIは、心を静めていた。
(心に浮かぶ...言葉......!)
RUKIは手を前に出し、唱え始めた。
「雷撃の青き龍よ...我が手に雷撃の力を宿したまえ...」
「ピカ!」
RUKIの紋章が強く輝いた。
「いでよ!雷撃王ボルカニックアロー!」
そう叫ぶと空から稲妻がRUKIの手に降り注ぎ、帯電した、
そして、帯電した稲妻が弾け飛びその中から真っ青な弓が現れた。
「これが...俺の神器...」
RUKIはそう呟くと、弓をグッと掴んだ。
「おりゃぁぁぁ!」
YAZINが剣を降り下ろした。
「ヒラリ!」
マントの男はなんなく避けた。
「YAZIN!伏せろ!」
RUKIが叫び、YAZINが伏せRUKIが矢を放った。
放った矢はマントをかすめ、マントの男の顔があらわれた。
「お前は...KIRYU!?」
RUKIが驚きのあまり動きが止まってしまった。
その隙にKIRYUは逃げていってしまった。
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