6人が本棚に入れています
本棚に追加
KIRYUが逃げ去った後、YAZIN達は武器をしまった。
そして、YAZINがRUKIに聞いた。
「なんであいつの名前を知ってるんだ!?」
RUKIはYAZINの問いに少し間を開けてから静かに口を開いた。
「あいつは...KIRYUは俺の...弟なんだ...」
「弟!?」
yuukiは驚きのあまり叫んでしまった。
RUKIが続きを話し始めた。
「あぁ...俺は昔ハンターを目指して、修行をしていたんだ。その修行の時、KIRYUも同伴していたんだ。」
YAZINがすかさず質問した。
「なんで弟が敵になってんだ!?」
RUKIが怒鳴った。
「わからねぇよ!!」
yuukiが質問した。
「なんで離れ離れになったんだ?」
「実は、修行中に俺が倒した巨木がKIRYUに当たってしまったんだ...そして、KIRYUは滝から落ちてしまったんだ...探したんだが見つからなかった...」
RUKIは地面に膝をついた。
「一緒にこないか?」
YAZINがRUKIに手を差しのべながら言った。
「いいのか...?」
RUKIが顔を上げながら聞いた。
「当たり前だろ!KIRYUを探しに行こうぜ!」
yuukiが笑いながら言った。
「ありがとう...これからよろしく!」
RUKIはYAZINの手を取り、立ち上がりながら言った。
こうしてYAZIN達は新しい仲間、[RUKI]という弓使いを仲間にした。
残る仲間は、[玄武]の紋章を持つものだけだ。
YAZIN達は、[玄武]の紋章を持つ者を探すためRUKIのいた森をあとにした。
最初のコメントを投稿しよう!