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YAZINはやっとエックス達の元にたどり着いた。
「エ...エックス!?」
そこでYAZINが見たものは無惨にもやられ、倒れている姿だった。
「お...おぅ...YAZIN...か...」
エックスは苦しそうに言った。
「なんでエックス達がやられてるんだよ!?」
YAZINは涙目になりながら聞いた。
「あぁ...すまないな...相手の数が...多すぎた...ちょっと...来い...」
エックスはそう言うとYAZINを手招きして呼んだ。
「な...なんだよ??」
YAZINは涙を手で拭いながら近づいていった。
「今から...俺達の紋章を...お前に渡す...」
エックスがそう言うと、エックス達の額が光を放ち始めた。
「な!なにするんだ!?」
YAZINが聞くと、
「俺達は...もう...駄目だ...だから...紋章をお前に...授ける...YAZIN...ハンターになれ...紋章は、持つべき者に反応する...もし...反応したら...迷わず仲間にしろ...そして...紋章を渡すんだ...」
エックスはそう言うと
「ガクッ...」
生きたえてしまった。
「エックスーーー!!!!!!!」
YAZINは物凄い声で名を言いながら、大きな声で泣いた。
-三年後-
「じゃ...行ってきます」
「気を付けるんじゃぞ」
そこには、大きくなったYAZINがいた。
今日はこの村を旅立つ日だ。
その体には、紋章が刻まれていた。
額に<朱雀>
右手に<白虎>
左手に<青龍>
胸に<玄武>
の紋章があった。
どうやら、YAZINは朱雀に認められたらしい。
「よし!仲間を探しに行くぜ!」
YAZINは三人の紋章に認められる者を探しに、故郷を旅だったのだ。
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