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「うっ...」
YAZINは村の草むらで目を覚ました。
「おい!大丈夫か!?」
倒れているYAZINの隣にいるyuukiが心配そう聞いた。
「あぁ...なんとかな。いっつ!!」
YAZINは腹を押さえながら言った。
「待ってろ!今すぐ医者を呼んでくるからな!」
yuukiがそう言い、立ち上がろうとした瞬間、YAZINがyuukiの腕を掴み、
「待て!紋章を持つ者は自然治癒力が高いんだ...あと少しすれば、これくらいはすぐによくなる!」
YAZINはそう言うと、静かに横たわっていた。
三十分後...
「よし!もう大丈夫だ!」
YAZINは飛び起きた。
「そうか...よかった!」
yuukiはホッと一息ついた。
「なぁyuuki...一緒にこの世の中を救ってくれないか!?」
YAZINがyuukiに頭を下げ、お願いした。
「う~ん...お前一人だと心配だしな...いいぜ!この命...お前に預ける!」
yuukiはYAZINに手を差しのべながら言った。
「あぁ!!よろしくな!」
YAZINがyuukiの手を握り、ガッチリと握手をした。
そして、別の村に向かう為に歩いているとyuukiがYAZINに聞いた。
「なんで、フェルナンデスに立ち向かっているんだ?」
yuukiは不思議そうに聞いた。
YAZINは少し静かになった。
そして、ゆっくりと口を開けた。
「実はな、俺の憧れの戦士達がフェルナンデスにやられたんだ...」
YAZINが言うと、
「じゃあ、敵討ちってわけか...」
yuukiがそう言うと、YAZINは静かに頷いた。
そんな事を話しているうちに別の村が見えてきた。
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