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風音「なんで、なんなのこれ…!?」
明かりのついていない暗い部屋は、何故だかぼんやりと赤い。
そう、まるで、外から赤いライトか何かで照らされているような…?
風音「……外から?」
私は、机の横にある部屋唯一の窓に目をやる。
……開いている。
風音「私、窓なんて開けてたっけ…?」
そんなはずはない。
だって今は冬真っ最中。
こんな夜中に自ら窓を開けるなんて…
首を捻るが、とにかく光源は外かららしいので、私は確かめるため窓枠に手をかけた。
その瞬間、私は空を見上げ、絶句した。
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