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miracle
運命なんか
信じなかった
永遠なんて
あるはずなかった
死にかけた世界
死にかけたボク
希望さへも
腐りかけて
生きる事が
苦痛でしかなかった
死ねば楽になれる
分かっていても
死ねなかった
全てが灰色で
色が無い世界に
平凡な明日に
ただただ
のたまい苦しみ
もがく事さへ
諦めて
全てを
呪っていたんだ
そんなボクに君は
細い手を差し延べて
ボクに色を
与えてくれた
涙が出る程
美しい色を
教えてくれた
運命なんか
信じなかった
永遠なんて
あるはずなかった
ねぇ君に逢いたいよ
ボクに色を
与えてくれた
君の側に
ボクはいたいよ
ねぇボクの名前を
呼んでよ
沢山の色を持つ君が
ボクは恋しいよ。
愛しているなんて
君を求めているなんて
君にはけして
言わないよ
ただ今は
ボクは君の側に
いたいんだ。
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