《何処へ》

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『迷走する種』 根本的なところを見失っている以上、何をやったところでピンボケ、無軌道な軌跡を描き迷走していく。 目的もわからず、方向性も見えないまま、一体我らが「人類」は何処へ行ってしまうのか。 伊達に二本の足で歩き、火を使い、複雑な思考回路を獲た訳ではないはずだ。 もっと時間的、空間的にマクロな目で見ていかなくては、我らの行く末も決して悦ばしいものとはならないであろう。 「迷走する種」、我ら人類は一体何処へ行くのか。 その結末の一端は、間違いなく貴方の肩にもかかっている。
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