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『手段としての通貨Ⅲ』
いちいちそんな太郎さんみたいな事はやってられない、もっと上手い方法はないか、と考えだされたのが「通貨」という概念。
だから、もともと「通貨」ってのは「目的」ではなくて、「手段」なんだよね。
これはこの話にとどまらず、いろんなことに当てはまる。
学校の勉強は?テストの点数は?肩書き?…
そうして「通貨」を使って、まぁ、使わなくてもいいや、何か得たものがある。
またもう一段上の「目的」と「手段」がある。
なんだろね。
結局、私ら何の為に嫌なこと我慢してつらいの我慢して仕事したり恋愛したりさぁ、生きていくのさ。
結局あらゆる手段を用いてめざすところ。
「幸福」。
そう。全ての登山ルートが目指す頂上、それは「幸福」という名の頂上なんだ。
みんな人それぞれ違ったやり方、違った価値観をもって、目指しているんだよ。
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