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あたしは
荷物と一緒に自分のマンションに戻った
だれにも会わなくてよかった…
そう思う反面…
誰かに止めてほしかった
矛盾してる自分の気持ちが嫌…
なんで後悔してるの？
自分で決めたんでしょ？
後悔なんてしないで…
涼貴と一緒にいたいっていうのはあたしの勝手な願いだから…
暫く帰ってきてなかった部屋はほこりがいっぱいでそれ以外何も無かった…
そのままの家具…
中身は全部寮に置いてたもんね…
あたしは汚れた部屋の掃除を始める
みんな
ちゃんと掃除してるのかな…？
洗濯は…？
料理は…？
あたしがいなくてもちゃんとできてるよね…？
掃除機で床を掃除する…
不意に掃除した場所に水滴が落ちた
ポタ…ポタ…
とどめなく流れるそれはあたしの涙…
泣かないで…
泣くな!!
なんで泣いてんの…
ばかみたい…
心の中で呟いてみても一向に止まる様子がない
目尻が暑くて目の前が涙で見えない…
ぼやーっとした視界…
もう泣かない…
泣かない…
お願い…
涙…
止まって…
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