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胸の奥がドクンと波打った
涼貴があたしの事すきだなんてありえない…
夢?
夢じゃないよね…?
真琴「っ…ズズ……グスッ…ゥ…」
自然に頬を伝う涙を拭った
拭っても拭っても溢れてくるけど
この涙は嫌いじゃない…
いつもと違う涙…
涼貴「…泣くなよ…」
ぽんぽんと涼貴が頭を撫でる
それと同時に抱き締められた
涼貴「…好きだ…」
真琴「…ッあたしも…」
答えはNOなんてありえない
ずっと好きだった
大好きだったよ…
気持ちが通じるなんて
あたしには奇跡みたいなことだよ
涼貴「今までごめんな…」
真琴「…涼貴は…悪くないよ…あたしが悪いんだから…」
涼貴「自分責めんなって。」
抱き締める涼貴の体温が温かくて
すごく落ち着く
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