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喫茶店に着くと老夫婦と男性の二人組と親子連れと若い男女のカップルがいた。電話を掛けて来たのは女性…とすると この中でなら親子連れの母親か カップルの女性…どっちだろう…取り敢えず一番奥の席に座り 連絡先の携帯に掛けてみた。喫茶店内に着信音が鳴り響く。
……電話に出たのはカップルの女性……こちらに気付き軽く会釈をしている。私は同席の男性に気を使い 女性を呼び寄せた。
『スミマセン。年末の忙しい中』
女性が頭を下げる。
常識ある女性の様だ。
『いえ、気にしないで下さい。仕事ですからね。彼は?お友達ですか?』
私は頼んだカフェオレを飲もうとシュガーを入れようとした
『いえ彼氏です』
『えっ…(゜∇゜)』
『大丈夫です彼は知ってますから。』
女性は余裕な笑顔をしてコーヒーを飲んだ。そして『彼、無職なんです。一緒に働く事出来ますか?』
(>Σ<)無職かいっっ!
まぁ色んな人がいますから それなりの事情もお有りでしょう
『だったら彼氏も同席します?』
私は彼氏も同席のもと話を進めた。
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