誕生

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その日は唐突にやってきた。 俺「母さん!何で!・・・・何で!何で!」 母さんが死んだ。医者が医者が言うには過労死らしい。 だが、俺はその言葉に違和感を覚えた。何故なら医者は気づいて無いかも知れないが俺は見た。白い布に被われた母さんの体に無数の殴られた跡のような痣があるのを。 俺「許さない・・・・・母さんにこんなことしたやつ・・・絶対見つけ出して・・・殺してやる!」 そのとき俺の中で蒼白い焔が燃え上がり、何かが音をたてて千切れるのを感じた。
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