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簡単に言うと彼女が来なかったあの日来なかったのは、まず、市村和男という名前は知っていたが、その名前の持ち主が誰だか分からなかった。
つまり僕を知らなかった。
だから来なかった。
…三年間同じクラスだったのに…
一幸さんの言葉をかりるなら…
どんだけ――――――!!
まぁいいさ。
それくらい俺が存在感のない男だって分かってもらえたなら、それで。
そして僕は最近、人生で幾度目かの恋をしました。
恋をしました。
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