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明智光秀は織田信長を討つ決意を固めた
半兵衛は信長を討つ策略を光秀に授けた
天海(半兵衛)『信長様は本能寺、信忠様は二条城…くれぐれも討ち漏らす事なきよう…』
光秀『わかっておる。』
天海(半兵衛)『信長様を討てば光秀様が天下人ですぞ』
光秀『わしが天下人か…今まで考えた事もなかったわ!運命とは不思議じゃのぉ…』
光秀『思えば若き頃、道三様に信長と比べられたものじゃ…しかし、道三様は信長しか見ていなかった…』
天海(半兵衛)『………』
天海(半兵衛)(思えば、私も斎藤家の出…信長様の出現が全てを狂わせた…
信長様がいなければ
道三様と義竜様の確執もなく美濃は斎藤家のまま
治まっていたであろう…
しかし、信長様の出現が私と秀吉様を引き合わせる事になった…
確かに運命とは不思議なものだ…)
光秀『天海?如何いたした?』
天海(半兵衛)『いえ…少し考え事を…申し訳ござりませぬ…』
光秀『さすがの天海も信長をいざ討つとなれば
浮わつくか!ははは』
光秀『しかし天海、今まであえて聞かなかったが
そなたは、何者だ?ただの僧ではあるまい?』
天海(半兵衛)『私はただの僧です。』
光秀『ふっ。そういう事にしておこう。』
半兵衛(策はなった…
全ては乱世を終らせる為、そして秀吉様の為…
許してください
光秀殿… )
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