信長脱出

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信長『光秀…見事である…よくぞこの信長をここまで追い詰めた…』 本能寺門前では 光秀が叫んでいた 光秀『信長じゃあぁ!信長を討てええぇ!他の兵に目をくれるな!信長のみを狙うのじゃ!』 大量の明智兵が 信長に襲いかかる しかし信長の鬼神の如く槍さばきで明智兵は 一瞬にして屍をさらすことになる 明智兵『ひいいぃ!!やはり魔王じゃああぁ!』 光秀『ええぇい!鉄砲隊!信長を狙え!』 信長は明智の鉄砲隊を睨みすえた ダダァーン!! しかし、鉄砲隊が放った弾は一発も信長の体には 当たらなかった 信長の鋭い眼光に 明智鉄砲隊は畏縮したのである 光秀『むうぅ!なんて事だ…奴は人間でないのか…本当に魔王なのか…』 信長『ククク…光秀…うぬはやはり、爪が甘いのぉ…蝮に何を習ったのだ…』 と呟くと信長は本能寺の奥へと消えた 光秀『信長が逃げるぞ! 寺に火をかけろ!』 光秀の怒声と共に 火矢が本能寺へと 浴びせられた 燃える本能寺の中 信長は1人胡座をかき 座していた そこへ森蘭丸が かけつけた 蘭丸『上様!もはやこれまででございます!!』 信長『で…あるか。』 信長はすくっと 立ち上がると 敦盛を舞始めた
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