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その2か月後、秀吉は竹中半兵衛重治、刺客に襲われた傷により死去。
っと織田信長に伝えた
半兵衛死去の報を聞いた信長は
信長『惜しい男を亡くしたものだ…』
っと呟きながらも
信長『竹中半兵衛重治、病死とする』
と側近に伝えると
口元に笑みを浮かべていた
その頃、半兵衛は
京の都で公家と接触していた
近衛前久である
半兵衛は名を伏せ
僧の格好をし天海と
名乗っていた
近衛前久『で、天海とやら用件はなんでおじゃるか?』
半兵衛『この度は、朝廷の危機をご心配しお伝えに参りました。』
近衛前久『ほう。朝廷の危機とは訳を聞かせてくれまいか?』
半兵衛『はい。織田信長様でござります。このまま織田家が天下を統べれば信長様は必ずや朝廷を潰してしまいましょう』
近衛前久『な…なんと…言い過ぎでおじゃろう。いくら信長殿であろうと朝廷を潰すとは思えぬ…』
半兵衛『いえ、信長様が目指してるのはこの日の本の絶対なる王であり神でありまする。今はまだ必要であるゆえ…天下を統べれば必ずや無用になった朝廷を解体を行いましょう』
近衛前久『うむぅ…貴様何者!?ただの僧ではあるまい!?』
半兵衛『ただの僧でござりまする。』
近衛前久『…まあよい…今、そちが何者であろうと…確かにそちの言い分気になるとこもある…どうすればよいのじゃ?』
半兵衛『明智光秀殿を煽られるのです。今もっとも織田家で信長様に不信感を抱いている光秀殿を 』
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