違和感・一変

3/8
前へ
/31ページ
次へ
「すみません…佐倉さん。夫の政樹です。」 「はじめまして。」 「田崎さん…これはいったい…?」 田崎夫人はバツの悪そうな顔をしてゆっくり口を開く。 「先日…佐倉さんがおっしゃいました…桂木美羽子さん…どうしても気になって…主人に話してしまったんです…。」 「話が…まったく見えないのですが…。」 田崎夫人は自分の夫に顔を向ける。夫はゆっくり首を縦に振る。 「夫の浮気相手…桂木美羽子は……私を殺そうとしています…!!」
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加