依頼アラバ人殺シマス

違和感・一変

田崎夫婦の話を整理すると、

桂木美羽子は田崎夫人、博子さんの大学時代の友人に似ているという。
しかし、その友人とはひどい別れ方をしたらしく、最後に残された言葉が…

『いつか殺してやる…！』

しかし、学生時代の友人同士のいざこざ、博子さんも指して気に留めていなかったらしい。

　そしてここからは旦那さん、政樹さんの話。

会社設立当時からの古株だった桂木美羽子は政樹さんの信頼の置ける部下の一人だった。
そんな中、一個会社設立のため…それなりに仕方なくとはいえ、売春という卑劣な手を使わなくてはならない時があった。
もちろん政樹は反対した。

しかし、将来のこと、会社のことを考えるとその当時はそれをするしか仕方がなかった。

もちろん最終的判断をくだしたのは政樹さん、このことを知っているのは重要な部署の部長のみ…

その中にはもちろん桂木美羽子もその中の一人だった。

　時が進むにつれ、古株の面々もそのことを序所に忘れつつあるその頃、

竜巻は突如発生した。