2人が本棚に入れています
本棚に追加
来歩(らいほ)は一言呟いた。もう嫌だと
人間関係がうまくいってなくて、受験勉強も上手くいかずいきずまってしまったからだ。そんな彼女の事をさっとたかのように携帯電話が鳴った。
来歩は一瞬まよったけども携帯に手をのばし通話ボタンを押した。
そこから聞こえてきたのは親友の菜海(なみ)かららの暖かい声だった。
「久しぶり、元気?」 の問いかけに来歩は泣き出してしまった。
「どうしたの?何かあった?」と聞いてくれる言葉に彼女は言葉を返せなかった。
…
しばらくたってからようやく来歩が、
最初のコメントを投稿しよう!